大型二種 教習10日目 技能11,12時限目 content_copy
今日は第一段階最後の2コマ、急ブレーキとみきわめ。
技能教習 11時限目
18. 急ブレーキ(シミュレーター)
初のシミュレーター。ただし、バス用のモードはないとのことでタクシーのモードだった。自分含めて3人同時に教習。
内容としては、直線を一定の速度で走り、合図が出たらブレーキを目一杯踏むだけだったので、あまり身にならなかった。
速度と停止距離
4回やって、それぞれ 30km/h、50km/h、80km/h、100km/h から急ブレーキ。そんだけ。
途中、「若い(?)じょりおさんは知らないと思いますが、昔の車は 100km/h 越えるとキンコン鳴るんですよ」って言われたので、「鳴る車に昔乗ってたので知ってます!」って言ったらちょっとウケた。
調べたらあれって1986年(昭和61年)に義務付けが廃止されているのね。確かに、知らなくてもおかしくないくらい古い話だったわ。
路面状態と ABS
次に、以下組み合わせで6回やった。速度は 50km/h 固定。
- ABS 無し/あり
- 乾燥路面/湿潤路面/凍結路面
感想
正しく踏み換えて全力でブレーキを踏めるかと、反射神経のテストくらいにはなったのかな。
個人的には以下が残念だった。
- ABS 無しの凍結路面で急ブレーキしてもスピンしないので、ABS 有無の比較があまり意味無いように感じた
- ABS に関してはなぜか制動距離の話ばかりされたので、かなり微妙だったな
- 二種なのに全力の急ブレーキしかやらなかったので、旅客への影響を理解するという趣旨は達成できていない
- 0.8G とか記録されているし、バスなら間違いなく車内事故だな
- 一応、「いわゆるカックンブレーキが 0.3G くらいなので、それ以上の場合はお客様が吹っ飛んでいきます」という補足はされたが
- シミュレーターの出力も加速度のところに「お客様の乗り心地に配慮しましょう」みたいなことが書かれているし、全力で踏むやり方が間違っているのではと思ってしまった
- シミュレーターの時点である程度諦めていたけど、急ブレーキの恐怖 | 大型二種免許 教習記 みたいな教習がしたかったなぁ
- 0.8G とか記録されているし、バスなら間違いなく車内事故だな
技能教習 12時限目
19. 教習効果の確認(みきわめ)
第一段階修了検定前の最終確認。修了検定でやる課題を一通りやった。
S字コース
同じ時間にけん引の検定をやっていて、S字の障害物が中型車モードになっていたのだが、「(トラックじゃなくて)バスなら行けるよ」とのことで1回目はそのまま実施。狭くてギリギリだったが、確かに通れるね。
2回目は普通に大型車用で実施。
教官が障害物を大型車モードに戻しているあいだ、ちょうど目の前でけん引の検定が方向転換の課題をやっていたのだが、想像より難しそうだった。いつか自分もけん引二種を一発試験で取るから、あれをやらないといけないんだよな~。2D自動車シミュレーター(いつの間にか復活していた)でしっかりイメトレしないと厳しそうだ。
ストレート 30km/h
3回やって1回も 30km/h に到達できなかった……
もっと早く4速に入れた方が良いとのこと。確かに、2回目以降はべた踏みしたのに3速で 30km/h 行かなかったので、引っ張るよりはシフトアップして低速トルクを使った方が加速できそう。明日の試験で一番ヤバいのはこれか。
隘路
うまく収められなかったので、1回切り返してしまった。左右の枠線ばっか見ていたら、前のライン(≒壁)越えそうになった。前に出るの久しぶりなので枠のサイズ感忘れていた。危ねぇ。これも明日ヤバそうだ。
って言うか結局どこからが減点なのかどうか、ちゃんと調べよう。
調べた
「運転免許技能試験に係る採点基準(Google検索)」を参照した。
(区切りが分かりづらいので適宜改行とインデントを追加している)
減点細目: 切り返し
減点数: 路上 10点、場内 5点
四輪車で切り返しをしないで通過しなければならないにもかかわらず切り返しをした場合
又は
「縦列駐車」、牽引車の「方向変換」、「隘路への進入」若しくは「路端における停車及び発進」の課題で、場内試験の試験課題履行条件が満たされないため試験官の指示を受け若しくは受験者の判断で切り返しをした場合。
ただし、
同一の狭路コース(鋭角コースを除く。)の入口から出口までの間、
隘路への進入
又は
路端における停車及び発進
における1回
及び
鋭角コースの入口から出口までの間
は適用しない。
どうやら、単に「1回目は適用しない」ようだ。とは言え勘違いしている教官もいそうだから、念のため明日始まる前にも聞いておこう。
右カーブ
ミラーをガン見しながらだけど、ギリギリ中央線を踏まないで曲がれたかな。
目標に合わせた停車
最後交代のために止めたとき、思ったよりブレーキの遊びがあって、オーバーしてしまった。本番ではもう少しゆっくり走った方が良いかな。
その他
他の課題は特に問題なかったかな。
ただ、全体的に細かいところは結構指摘された。
- ギアを変えすぎ
- 発進時はもっと2速で引っ張ってから3速で良いし、逆に交差点とかでも2速にはせずに3速半クラのまま侵入で良い
- ここら変、相変わらず人によるのは良いのだが、指摘を受けたあともついギアを変えてしまって3回くらい同じ指摘を受けた。手癖で変えちゃうのでマズいかも
- 発進時の安全確認に時間を掛けすぎ
- 今は場内だから良いけど、路上だと「発進手間取り」を取られる可能性があるとのこと
- これからはもう少しテンポ良く確認しよう
- 発進時などの車内安全確認はバックミラーより目視の方が良い
- これも言っていること人に依るなぁ……試験官ごとに対応変えるのツラいし、目視で統一しちゃおう
- ハンドルは送りハンドルじゃなくて上半分をつかんで回す、違和感があるなら椅子はもっと前に出すかもっと前に倒すこと
- あ、そうなんですね、分かっていませんでした
- あとで確認したら、確かに教本に書いてあった
- そもそも、ハンドルの下側だけを保持し続けると減点されるとのこと
- なんと……
- って言うか、今さら椅子の位置を指摘されるとは……あんまりクラッチペダルの感覚を変えたくないから、明日は椅子を前に倒してみよう
- あ、そうなんですね、分かっていませんでした
- 運転席から降りるときは後方(車内)を確認する
- なるほど、車内を移動するだけだから意識しづらいけど、やった方が良さそうだね
さぁ、明日は修了検定だ。