大型自動二輪 教習4日目 技能5,6時限目 content_copy
今日はブレーキングを2時限。
技能教習 5時限目
お、担当の教官、大型二種のときに好感度高かった人だ(過去記事1、過去記事2)。大型自動二輪の教習資格も持っているのか。
相変わらず、免許証番号などを隅々までチェックしている。というか、大型二種を併記したときに変わった識別番号の部分、受付の人が教習原簿に転記し損ねていたので指摘をくれた。今までの教官は気付かずにスルーしてたもんなぁ。
ウォーミングアップ走行したら、アクセルワークがめっちゃ下手になっていてびっくりした。一週間空くだけでこんなに忘れるか~。あれだね、スロットル弱めるときはゆっくり戻さないと、エンジンブレーキが強く掛かって衝撃があるね。よく考えたら大型バスも自分の CX-5 もディーゼルエンジンだから、ガソリンエンジンに乗るのは相当久しぶりなんだよなぁ。
10. ブレーキ操作(1)
ブレーキの種類に応じた停止のしかた
なるべく短い距離で止まる動作を、開始時の速度と位置は変えずにブレーキのかけ方だけを変えながら繰り返して、方法ごとの効き方や安定感などの違いを体験。
ブレーキのかけ方
なるべく短い距離で止まるとは言え、急ブレーキは危険なので、ある程度強めのブレーキ、くらいか。急ブレーキにならないようには、「じ、じわ~」というリズムで掛けると良いとのこと。「じ」で遊びの部分を潰して、ちょっと待ってから「じわ~」で少しずつ強くしていくイメージ。
まぁ、この辺は普段車や自転車乗っているからか、特に意識せずに出来ていたと思う。たまに、いきなり「ぎゅっ」と掛けてしまってすぐ急ブレーキになる人がいるとのこと。
効き方などの違い
- 後輪ブレーキのみで停車
- 良くも悪くも、滑らかな感じ
- 揺れないので安定感は抜群
- 効いている感じがあまりしないし、実際、停止距離は一番長い
- 良くも悪くも、滑らかな感じ
- 前輪ブレーキのみで停車
- 後輪ブレーキよりは短く止まれる
- 体が前傾して沈む感覚がある
- 前後両方のブレーキを使って停車
- 一番短く止まれるし、安定感もある
- いいとこ取りって感じだね
使い分け
こんなの、毎回前後両方にすれば良いというか、全部コンビブレーキにしちゃえば良いじゃんと思ったが、教官によると使い分けが肝心とのこと。普通の速度で走行している状態から減速したいなら前輪がメイン、低速の場合は前輪ブレーキだと効き過ぎる&揺れて不安定になるので後輪オンリー、という感じらしい。この辺は、遅いほど安定する車とはかなり感覚が違うねぇ。
あと、教官が実演してくれたときのバイクの挙動を見ていたんだけど、前輪ブレーキを掛けたときのフロントサスペンション、そこまで強いブレーキじゃないのに結構沈んでいてびっくりした。そりゃ安定感無いわけだ。
40km/h からのブレーキ
続いて、40km/h 出す練習というか、出したあとにちゃんと減速する練習というか。ミニコースなのでそこまで直線が長くなく、カーブも半径が小さいので結構怖い。
ミニコースを周回しながら、いろいろ指摘をもらう。
- 怖いと思うのはブレーキタイミングが遅くて、結果カーブが迫ってくるように感じるから
- もっとブレーキを掛けるタイミングを早くする
- 40km/h は将来課題で出す速度なので、今のうちこの感覚に慣れておくように
- 姿勢は問題ない
- 視線はもっと前、先行車がいる場合はそこを見るように
- 体も半分くらいは先行車の方向を向く
- へそが向いている方向、という感覚
- カーブが近づいてきたら、視線・へその向き・ハンドルの曲げを、滑らかに切り替えていく
おまけ: 教官による急ブレーキの実演
前タイヤのみ/後ろタイヤのみの急ブレーキを、ABSあり/なしそれぞれで都合4回実演してくれた。
ABSなしはタイヤロックするからマジで終わりだね。特に前輪。ABSのありがたさを自動車以上に感じる。あとABSの動作音を目の前で聴けて面白かった。
ついでにスタンディングスティル、いや座っているからシッティングスティルか、その実演もしてくれた。なんというか、バス教習のときに感じた「ていねいさ・もてなし」って印象の運転と違って、アグレッシブでメリハリのある運転も出来る人なんだなぁ。
技能教習 6時限目
トイレを済ませて連続教習。
今日の教習とは関係ないけど、そろそろメインコース側の走行ルートを覚えるようにとのこと。バイクは四輪の教習と違って教官が助手席から指示出来ないから、コースを自分で覚えて走る必要があるんだよねぇ。
ウォーミングアップ走行時、意図せずにギアがニュートラルに入ってしまった。ペダルに載っけているだけの左足で踏んじゃったってことっぽい。急にトルク抜けるし無意識にアクセル強くしたらエンジン唸るしで、焦ったわ。
10. ブレーキ操作(2)
引き続き、ブレーキ操作を学んでいく。
目標に合わせた停止のしかた
教官が乗っているバイクの真横に狙って停める練習。今までも同じようなことは毎回やっていたけど、それまでは「無理して同じ位置に停めようとはしなくて良いです」って言われていたので、教習内容的にはステップアップしているってことか。
位置については、今までも問題なく出来ていたので、特に問題なく対応。ブレーキングについては、前輪ブレーキを掛けてから後輪ブレーキを掛けるくらいのイメージで良いとのこと。どうしても後輪ブレーキから掛けちゃう人がたまにいるらしい。
30km/h から止まるのを2回やっただけで、あとは 20km/h からの停止ばっかだった。1時限前は 40km/h 出していたので、もうちょっとそっちに慣れたかったのだが。
短距離の連続した発進・停止
3m 間隔くらいで連続して発進・停止の練習。特に問題なく出来るけど、まぁ各種手順を体に覚え込ませるって感じなのかな。
その他、教本に載っているけどやらなかったこと
- エンジンブレーキの使いかた
雑談: 何故かバイクはフィッティングしない
正しい姿勢とか楽な車種とかの話になった際、「腕の長さとかは人によって違うから、同じ車種でもどのくらい前傾姿勢になるかとか楽かどうかとかは人によるよ」って言われて、面白いなと思った。車はシートやハンドルの位置・角度を調整するし、ロードバイクはフィッティングしてフレームサイズやハンドルの位置などを変えるけど、バイクにはそういう文化が無いのを少し不思議に感じた。